2009年4月4日土曜日

442円


私の運転手さんは、毎日、片道1時間半かけてバイクでやってきます。

3人の息子がいて、出勤するときには息子たちは寝ていて、

家に帰ったら息子はもう寝ているらしいです。


そんな彼が、やる気なさそうな顔をしているのを私は見たことがありません。

辛い仕事です。いつ何時、気まぐれなご主人から呼び出されるか分かりませんし、

ミスったら、その瞬間にクビですからね。

そんなプレッシャーを感じながらも、彼はプロの運転手を黙々と続けています。


そして今日も彼は黙々と働き、

下手なインドネシア語の私の話の相手になってくれて、

宴会帰りの酒臭いおっさんたちをそれぞれの家に送り届けて、

最後に私を私の家まで送ってくれて、今日の仕事が終わりました。


今日も、安心で快適な時間と空間を作ってくれて本当にありがとう。

そう思える日には、給料とは別に、5万ルピアを最後に渡します。

お賽銭のようなものですね。

日本円で442円です。


気が付いたら、ほとんど毎日、5万ルピアです。

同僚からは、避難GoGoです。

高く払いすぎだと。


知ったことか。

4千円じゃなくって、442円ですよ。


この安心と快適さは、途上国では貴重です。

高く払いすぎだ、なんて言ってるから、

「プロの」運転手さんに巡り合えないんだよ。

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